こうした症状があるなら、むし歯にかかっている可能性があります。むし歯は初期段階では痛みがありませんが、ある程度まで進行すると痛みが出てきます。つまり、痛みを感じるということは、すでにむし歯が進行しているということです。
むし歯治療は「痛みを感じてから」では削って治さなければならないことがほとんどになってしまい、時間も負担もかかります。もっと早めだったら、歯を削らずに済むこともあるのです。当院では位相差顕微鏡を使用して、むし歯菌そのものを調べることができます。違和感があるようでしたら、できるだけ早めに当院までご相談ください。
むし歯の原因
むし歯はプラーク(歯垢)に住み着いた細菌が出す酸によって歯が溶かされてしまう病気です。原因はさまざまですが、下記のようなものが主な原因として挙げられます。
- ブラッシングの不足
- 糖分が多い食べ物
- 乱れたかみ合わせ
- 弱い歯質
- 少ないだ液量 etc……
むし歯は、原因が明確なだけに予防しやすい病気でもあります。毎日のブラッシング時には歯ブラシだけでなく『糸ようじ』や『歯間ブラシ』を使用するなどして、徹底的にプラークを取り除きましょう。また、予防には歯科医院で定期検診を受けることも必須です。常に健康な状態を維持しましょう。
症状別対処法
歯がしみる | むし歯ではなく知覚過敏の可能性もあります。知覚過敏は放置すると悪化する恐れもあるため、早めの治療が必要です。 |
食事をすると痛む | むし歯が進行している段階です。すでに痛みを感じる象牙質まで進んでいる可能性があります。早めに治療しましょう。 |
何もしなくても痛む | すでに歯の神経までむし歯が進行している状態です。神経を除去する処置が必要になります。早急な治療が必要です。 |